ドラマ「罠の戦争」の犬飼大臣役は、本田博太郎! プロフィールや過去の出演作品を紹介

フジテレビ系列のドラマ「罠の戦争」の犬飼大臣役は?

フジテレビ系列で放映中のドラマ「罠の戦争」の犬飼大臣役は、本田博太郎さんが演じています。

犬飼孝介(いぬかい こうすけ)は、鶴巻派の内閣府特命担当大臣で、千葉15区選出です。

面倒事は秘書に丸投げし、成功は自分の手柄、失敗は秘書のせいと考えています。

「根は温かい人」と思われていましたが、何者かの指示で泰生の負傷を事故で処理するよう、脅しや土下座を織り交ぜ亨に強要します。

20年前に亨を助けたのは「利用できて、いつでも捨てることができる人材」との判断からだったと、亨に明かしました。

本田博太郎さんのプロフィール

本田博太郎さんは、1951年2月8日生まれの、茨城県水戸市出身です。

4人兄弟の末っ子として生まれ、9歳の時に母を亡くし、男手一つで4人の子育てをする父のもとで育ちました。

夜に父に連れられて行った近所の映画館で、ドロドロした人間の業や悲哀を描いた巨匠監督の映画を見るのが唯一の楽しみだったそうです。

役者になることを夢見て、高校卒業後まもなく家出同然で上京。

小さな劇団を立ち上げて、閉店後の喫茶店を借りて芝居を上演など続けた後、文学座演劇研究所を経て劇団青俳に所属しました。

幼いころ映画で見た三國連太郎に憧れて、芸名を本名の「博史」から「博太郎」へと変えました。

1977年には日活ロマンポルノ『性と愛のコリーダ』で映画に初出演しました。

一方で10年も続くアルバイト生活の中で多くの職業を経験し、後の演技の土台となるさまざまな社会経験を積んでいます。

若くして結婚し子供が生まれ、1979年、28歳の時に「この舞台を最後にしよう」と臨んだ蜷川幸雄演出の舞台『近松心中物語』で、公演中に突然腰を痛めたため降板した主演の平幹二朗の代役に当時無名だった本田が大抜擢されて翌日からの公演を務め上げ、28歳という当時の帝国劇場での最年少座長記録も同時に作り一躍脚光を浴びました。

そして同年8月の蜷川演出の舞台『ロミオとジュリエット』とあわせて、第17回ゴールデン・アロー賞新人賞を演劇部門にて受賞しました。

1980年、たのきんトリオ出演の『ただいま放課後』の熱血教師・ドンガメ先生(寺泉憲とのダブル主演)役を演じ、世間に知られるようになりました。

1981年には工藤栄一に認められ、『必殺仕舞人』『新・必殺仕舞人』に主演メンバーとして参加し、代表作となります。

善人役から悪役まで幅広く演じる日本を代表する名バイプレーヤーの1人です。

声を生かしてナレーションも行っています。

自分の出演作品の毛筆題字を数多く手掛け、最近では書家としても活躍して活動の幅を広げています。

本田博太郎さんの出演作品

本田博太郎さんは、今までに100以上のドラマや100以上の映画など多数の作品に出演しています。

最近出演している作品には、次のものがあります。

警視庁・捜査一課長 ヒラから成り上がった最強の刑事!(2012年 – ) – 警視庁刑事部長 警視監 笹川健志 役

このドラマは内藤剛志さん主演のドラマで、シリーズ化されていますので、笹川役は本田博太郎さんの代表作と言えると思います。

その他には、

テレビ朝日の「科捜研の女」season4 第1話(2002年7月25日) – 大江修司 役

season11 第2話(2011年10月27日) – 畑山孝明 役

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同じくテレビ朝日の相棒シリーズ – 朱雀武比古 役で

season3 第1話 – 第3話(2004年)

season20 第1話(2021年)

などがあります。

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映画は、最近の作品では、ALIVEHOON アライブフーン(2022年)

破戒(2022年7月8日、東映ビデオ)

に出演しています。

本田博太郎さんの人物・エピソード

硬軟を自然に演じ分ける芸風は、本田さんの名を冠した楽曲「本田博太郎?magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!?」(作詞:宮藤官九郎、作曲:富澤タク)を唄う、劇団大人計画から派生したロックバンドグループ魂に取り上げられていて、同曲のPVにもノリノリで出演。その八面六臂ぶりを遺憾なく発揮しています。

1979年の舞台『近松心中物語』で平幹二朗の代役に大抜擢される前は全く芽が出ず、その時には既に子供が3人いたのでこの舞台を最後に俳優を辞めて郷里に帰るつもりだったそうです。

本田博太郎さんも、俳優として売れるまではかなり苦労をされているようですね。

以上、「罠の戦争」の犬飼大臣役、本田博太郎さんについて紹介しました。